【限定記事】米国以外への発送について

Amazon無在庫輸出で米国以外の国にも販売できますか？

発送可能ですよ！amazon.comは米国以外のお客さんもよく利用しますので海外発送（International Shipping）の項目で米国以外の国を設定しておくと受注を増やすことができます。

へぇ~10％もあるんですか！？米国以外でも販売した方が得ですね！！

そうですね！！市場が一気に広がりますからね！！ただ、、米国以外で販売する際に気を付けることがあります。。それを今からお伝えしていきますね。

よろしくお願いします！！

【限定記事】米国以外への発送について

送料

まず送料に関してですが米国と同じ送料の国も多々ありますがヨーロッパ・中東・南米などへの発送は送料が高くなります。国別の送料は下記から確認できます

全世界向け送料

たしかに、、全世界同じ送料のワケないですもんね。。ツール等の送料計算は米国料金のままで、米国以外で販売する場合は配送設定を変えるってことですか？

はい！その必要がありますね！配送設定の変更方法は後でお伝えしますが、その前に関税・VAT等についても知っておく必要があります。

関税・VAT等

副男さん、商品を輸出すると国ごとに関税やVAT等の費用が発生することはご存知ですか？もちろん無在庫（自社発送）の場合もです

えっ！？そうなんですか？無在庫（自社発送）の場合はかからないと思っていました。

そのように情報発信している方も多いですからね。。しっかり発生しますよ（笑）　ただし、発送国・販売金額によっては発生しない場合もあります。

ですよね？？米国に発送して関税かかったことないですよ？？どのような場合に関税が発生するのですか？？

関税・VAT等が発生するかどうかは発送国と販売金額で決まります。下表のようにかなり細かく決まっているんですよ

ふむふむ、なるほど~米国は販売金額が800USD（インボイス記載額）まで大丈夫だから今まで関税払ったことがなかったんですね

関税・VAT等が発生する場合

ちなみに関税・VAT等はどれぐらいかかるんですか？？

どれぐらいかかるかは国や品目、現地通関士の判断によって異なるので一概には言えないですが過去に関税・VAT等が発生した時の平均は下図になりますので参考にしてみてください。

上記はあくまでも目安です。各国の方針や通関士の技量によってもだいぶ左右されます。発生せずに通関してしまうこともありますが基本的はその国の免税範囲を超える販売価格の時は関税・VAT等が確実に発生すると思っていた方がいいですよ。

配送設定

国によって関税・VAT等が発生する場合があることは分かったんですが、どのように配送設定すればいいのですか？

色々な方法があると思いますが一番シンプルなのは関税・VAT等が発生する販売価格では売れないよう送料を調整する方法です

万が一売れてしまってもいいように※DHL関税元払い手数料3300円+実際の関税・VATを支払っても利益が取れるぐらい高くしておくのがポイントです。あと国（区分）ごとの送料も考慮してください

購入者への配達： 出品者は、常に購入者が時間どおりに購入商品を受領できるように、信頼できる配送方法を利用する必要があります。
購入者の購入商品が税関処理によって遅れたり、商品に追加の関税や税金が課されたりしないようにしてください。出品者は、輸出入に関わるすべての義務を遵守し、関連するすべての関税および税関手数料を支払う責任があります。つまり、購入者はAmazonマーケットプレイスウェブサイトの出品商品に提示されているお届け予定日までに、追加料金や手数料を支払うことなく、注文した商品を受領しなければならないということです。

購入者の負担： 出品情報に、適用されるすべての料金と税金（規定どおりに、VAT（付加価値税）、関税、消費税などを含む）を表示する必要があります。該当する場合は、購入者のリクエストに応じて、VATインボイスを提供してください。

税金： 出品者は、(i)課税対象かどうかの判断、(ii)納税額の計算、(iii)当該税務当局へのイントラスタット（EU域内貿易統計）報告について全責任を負います。出品者は、出品国、商品を配達する国、およびその他関連国のGST（物品サービス税）/VAT（付加価値税）納税義務など、適用されるGST/VAT納税義務を果たさなければなりません。

Amazonセラーセントラルより複数引用

おぉ！！区分や販売金額ごとに配送設定をしていけばいいんですね！！関税やVAT等が発生しなかった場合はそのまま利益になりますし☆彡早速設定してみます

少し手間ですが、※米国以外の国で販売する場合は赤字やトラブルを防ぐ為にもぜひ設定してみてくださいね！！